概要: 本ウェビナーでは、治療用抗体の前臨床薬物動態(PK)および薬力学(PD)研究の進展におけるFcRnヒト化動物モデルの重要な役割に焦点を当てます。FcRnヒト化動物のモデルの開発ストラテジーと、ヒトFcRnを介した抗体動態の模倣における信頼性を実証するための検証データを紹介します。
本講演のキーポイント
YTE変異抗体に重点を置いた、多様な治療用抗体に関するPK研究においては、正確なPK評価をするにはFcRnヒト化モデルが不可欠
免疫不全型FcRnヒト化動物は、抗薬物抗体(ADA)による干渉を排除する必要性
複数の標的をヒト化にし、組み合わせることで、標的分子介在性の薬物消失(TMDD)プロセスへの正確な評価を可能にする
最後に、自己免疫疾患研究における「スイーピング抗体」のメカニズムによる可溶性抗原クリアランスの評価に用いたFcRnヒト化モデルや、血液脳関門透過性薬物送達システム研究におけるBBB透過性抗体(例:TfR1標的抗体)のPKプロファイルの特性評価など、将来のアプリケーション事例についても考察します。 本ウェビナーでは、前臨床医薬品開発の研究者に実用的な洞察を提供し、抗体療法のベンチから臨床への移行を加速させることを目指します。
講演者: Meiqi Zhang, Ph.D プロダクトマネージャー BioMice製品部門 Biocytogen(北京)医薬品有限公司