コロニー管理と受託繁殖サービス

紹介

百奥賽圖（Biocytogen）動物センターは、海門、北京、ボストンに拠点を置き、SPF 級の動物施設面積が 55,000 平方メートルを超え、15 万ケージ以上の収容能力を備えています。最新鋭のハードウェアとソフトウェアを装備し、幅広い種類の動物モデル系統を提供するとともに、厳格な生産基準を遵守し、安定的かつ大規模な供給を保証しています。さらに、センターは顧客のニーズに合わせた複雑で効率的な繁殖プログラムの実施に精通しており、加齢や不妊などの課題に直面する希少系統の順調な増殖を支援しています。

百奥賽圖は、ラットとマウスに対する包括的なコロニー管理ソリューションを提供しています。専門的なプロジェクト監視、動物ケア、獣医コンサルティング、技術者サービス、健康モニタリングを網羅しています。当社の経験豊富なチームはカスタマイズされた繁殖戦略を設計し、専門的なコンサルティングを提供し、あなたの研究及び転換型目標に合致した、研究即応型の動物モデルをタイムリーに納品することを保証します。

サービスの概要

コロニー管理における課題に対して、効果的に対処するためのソリューション

当社の飼育・繁殖サービスは、施設の移転、アップグレード、スペースの制約や人員不足、あるいは検疫のための代替施設の必要性など、お客様の業務をシームレスにサポートするように設計されています。

当社の経験豊富な専門家チームは、発生学、遺伝子型判定、獣医コンサルティングの分野で卓越したサポートを提供し、お客様のコロニーにとって最適な結果が得られるよう努めています。

厳格なバイオセキュリティプロトコルを実施し、コロニーの健康と遺伝的完全性を保証します。

当社の専任プロジェクトマネージャーがお客様の窓口となり、コロニー管理の日々の複雑な業務を専門的に処理し、お客様が研究の優先事項に完全に集中できるようにします。

凍結胚作製・復元サービス

凍結胚作製サービスは、現在使用されていないものの将来必要となる可能性のある系統を保存するための効果的なソリューションを提供し、単一標的および複数標的の遺伝子改変マウスの長期的な利用を保証します。また、これらのサービスは、ウイルス、細菌、または寄生虫感染に関連するリスクを軽減し、研究活動の完全性を保護します。

凍結保存

飼育中の動物のコロニーをバックアップとして保存するか、現在使用されていないラインを保存します。

融解

凍結保存されたコロニーを8～10週間で融解します。

個体復元

凍結胚を融解して生体を蘇生させた後、マウス集団からウイルス、細菌、寄生虫などの微生物を除去します。

精子および胚の凍結保存サービス

当社の精子凍結保存プロトコルは、単一遺伝子変異体や近交系、特に遺伝子編集動物モデルにおいて、信頼性と費用対効果に優れたソリューションを提供します。当社アニマルセンターでは、C57BL/6マウスの解凍精子の受精率が40%を超え、さらに高い受精率を達成するなど、常に優れた成果を提供しています。

複数の遺伝子変異や異なる遺伝的背景を持つマウスおよびラットの系統に対し、当社の胚凍結保存サービスは最適な保存能力を提供します。過剰排卵、体外受精、自然交配後の卵管洗浄といった方法により、遺伝子編集胚の迅速な凍結保存が可能です。このアプローチは、コロニー維持コストを大幅に削減すると同時に、繁殖可能なマウスおよびラット集団における遺伝的浮動を最小限に抑えます。

当社では、液体窒素貯蔵タンクを備えた2つの独立した施設を運営することで、保存動物モデルの損失リスクを最小限に抑えています。凍結保存されたラットおよびマウスの胚と精子の安全性を確保するため、タンクの温度と液体窒素のレベルを毎週監視し、安定した窒素供給を確保しています。

融解サービス

* 当社が凍結保存した株のみ、確実な融解を保証します。他の施設で凍結保存または保管された株から得られた個体は、この保証の対象外となります。

個体復元サービス

科学研究に用いられるマウスは、細菌、ウイルス、寄生虫などの環境病原体の影響を受けやすく、コロニーの健康状態を損ない、異常を引き起こす可能性があります。この課題に対処するため、当社アニマルセンターは、マウスコロニーを復元するための高度な胚バイオテクノロジープラットフォームを構築し、特定病原体フリー（SPF）以上の基準を満たすようにしています。これは、体外受精（IVF）および胚移植技術、そして安全なバリアまたは隔離環境での飼育によって実現され、マウスの健康状態を維持します

高度な体外受精（IVF）技術を用いてマウスを効率的に大量生産し、強健な齧歯類コロニーを迅速に構築することを可能にします。この方法は繁殖効率を大幅に向上させ、研究者が遺伝的に多様な動物をより迅速に入手できるようにします。コロニーの発達を加速し、遺伝的変異性を高めることで、このアプローチは信頼性が高く応用可能な研究結果を保証します。