完全ヒト抗体/ TCRプラットフォーム

二重特異性抗体

二重特異性抗体(BsAb)は、2つの抗原を同時に標的とすることで、特異性の向上、耐性の克服、疾患の異質性への対処を可能にするという独自の利点を有しています。薬物動態を最適化し、オフターゲット効果を低減し、経路遮断や免疫細胞のリダイレクトといった多様なメカニズムをサポートすることで、幅広い治療の可能性を解き放ちます。

  • 複数の腫瘍駆動型タンパク質を同時にターゲットにできることで、薬物耐性を克服する可能性があります。
  • 両方のターゲットを共発現する細胞を認識することで、腫瘍特異性が高まり、オフターゲット毒性が減少します。
  • 2つの選択されたターゲットの組み合わせにより、内因性が増加し、腫瘍の死滅が促進されます。
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    完全ヒト型二重特異性抗体
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    TCRミミックアセット

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  • BsAbプラットフォームの特徴
  • RenLiteベースのBsAbプラットフォーム
  • 現在利用可能なBsAbs

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      BsAbプラットフォームの特徴
      • 多機能設計:Knobs-into-Holesなどの技術を利用して、scFv、ペプチド、VHH、サイトカインなどの多様なコンポーネントを柔軟に組み立てることができます。
      • 共通軽鎖の利点:誤対合を最小限に抑えながら、効率的かつ正確な二重特異性アセンブリを実現する完全ヒト共通軽鎖抗体を生成します。
      • 高品質の抗体:RenLite KOマウスとBeacon技術を組み合わせることで、卓越した多様性と親和性を持つ抗体を生成します。
      • スケーラブルな検証:強力なin vivoシステムを使用して、有効で安全なターゲット組み合わせを特定します。
      • 二機能性分子:優れた相乗効果を持つ抗体-サイトカイン分子を開発し、サイトカインベースの治療法の薬物化可能性を高めます。
      RenLiteベースのBsAbプラットフォーム

      RenLiteマウスから開発されたBsADC

      現在利用可能なBsAbs
      Therapeutic Area Target(s) Immunization
      • Development
      • Hits
        selection
        Leads
        selection
        Candidate
        selection
      Preclinical IND Status
      oncology OX40 x CTLA4 (YH006)
      oncology 4-1BB xCD40 (BCG021)
      oncology CD70xEGFR (BCG020)
      oncology CTLA4 X TNFR2
      Inflammation and Autoimmunity 0X40 x 0X40 (BcG028)